全労連共済基礎講座4.自分のことだけしか考えていませんか?

ここまで、自分が病気や死亡したときのことを考えてきましたが、今度は「まさか」について考えて見ましょう。
 「まさか」とは、『まさか、家が落雷にあうとは。』『まさか、スーパーの棚を壊すとは』『まさか自転車で事故にあうとは』『まさか、自動車運転中に交通事故を起こした』です。
考え方は生命保険・共済と同じで、そのときにお金を用意できるかという点から出発します。
家が落雷にあって、テレビやパソコンを即金で買い換えることができたとしてもその分生活が一時的に節約モードに入ります。さらに、火災にあったら即金で直せますか?
スーパーの棚を壊して、そのスーパーが一時的に商売を中断したときの休業補償、払えますか?
自転車で事故を起こして相手の治療費がかかったら。
自動車運転中・・・
結論から言います。まず、お金の用意は難しいのが一般的です。
そこで、以下の共済があります。
・ 火災共済
・ 自転車共済
・ 行事スポット保険
・ 自動車共済
です。
これらの保険についてはケースバイケースで保険料が変わりますので、共済担当者にご相談ください。
 4回にわたって共済の入り方についてご案内をしました。復習しますと
? 自分の必要な保障を単純に考える
? 今加入している社会保険が何かを確認する。
? それらを元に見積もりをする
ということになります。組合に加入していない方も見積もりをしてみれば、組合費を払っても共済加入した方が安い場合もあります。是非ご加入を検討してみてください。
では、次回は「必ず入ろう『自転車共済』」になります。